双極性はりねずみさん

双極性障害Ⅱ型の針野あかねの日々。

休職中の過ごし方 その1

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 私は二回の休職を経験しました。

 そこで、休職中に私がしていたことを紹介します。

 

 ある程度回復してきたとき、医師から「朝九時から昼三時までは外出すること!」を告げられました。

 これ、私にとってはかなり大きなハードルでした。

 六時間もの間、一体どこで時間を潰せばいいのでしょう?

 それまでずっと床に伏せり、テレビをぼんやり眺めていただけの私には、とても大きなタスクでした。

 けれど、社会復帰のためにはこなしてみせなければなりません。

 外出ができなければ、復職の診断書は貰えないのですから。

 

 そして、私が始めたのは、水泳です。

 小さい頃からスイミングスクールに通っており、元々水泳は好きでした。

 ちょうど徒歩圏内にスポーツジムがあり、開館は九時、これは好都合。

 朝起きて軽くストレッチをした後、すぐにジムへと向かう日々が始まりました。

 

 まずは、水中ウォーキング。体力が低下していた私には、これもけっこう辛かったです。

 平日の午前中。おばあちゃんたちに交って、必死に手足を動かしました。

 慣れてくると、今度はクロールでコースを往復。

 初めのうちは、何度も休憩を繰り返していましたが、徐々に連続して泳げるようになり、スピードも上がりました。

 そうなる頃には、身体も引き締まり、元気があふれ出てきました。

 もちろん、泳いだ後は脱力感がありますが、それはとても心地よいものでした。

 

 運動はやはりオススメです。

 特に水泳は、天気を問わず実行でき、足腰を痛めないので、継続がしやすいと感じます。

 しかし、欠点はジムの会費がかかるということです。

 幸いその頃は蓄えがあり、夫も働いていたので、何とかなりました。

 あと、ジムが近くにない方もいらっしゃいますよね。

 交通費の方がかかってしまうとなれば本末転倒です。

 けれど、条件が揃っている方は、ぜひ水泳を始めてみてください。

 泳ぎ切ったときの達成感は、きっとあなたの自信になります。